みなさんは「うんちっち」という言葉を聞いたとき、どんな反応をするでしょうか?
この絵本を初めて見たときの私の反応は、まさに「え?うんちっちって何?」という驚きと興味が入り混じったものでした。
そのインパクトあるタイトルに思わず笑いが込み上げ、気が付けば手に取ってじっくりページをめくっていたのです。
「うんち」という言葉は子どもたちにとって非常に興味深く、時にはくすっと笑ってしまうような魅力を持っています。
一方で、大人からすると少し汚い印象を持つこともあります。
しかし、この絵本はそんな既存のイメージを軽やかに吹き飛ばし、楽しく、そしてユーモアたっぷりに展開される物語で、子どもから大人まで思わず引き込まれてしまいます。
😊絵本の概要😊
本作の主人公は、とてもユニークなうさぎさん。
なんと、このうさぎは「うんちっち」という言葉しか話すことができません。
お母さんに挨拶をしようとする時も、出てくる言葉は「うんちっち」。
お父さんに「食べ物をちゃんと食べなさい」と言われても、うさぎの返事はやっぱり「うんちっち」。
何を言われても「うんちっち」一辺倒のこのうさぎに、最初は「どうして?」と思わず疑問を抱くものの、ページをめくるたびにその姿に愛着が湧いてきます。
うーたんもこのうさぎさんのキャラクターにすっかり魅了されてしまいました。
彼の言葉は単調に見えつつも、絶妙なタイミングと場面の中で繰り返されることで、不思議と心を掴んで離さない魅力を放っています。
ちょっぴり間抜けで、でもどこか愛おしいこのうさぎさんは、子どもたちの心を一瞬でわし掴みにしてしまうはずです。
😊絵本の見どころ😊
この絵本の中で最も注目すべきシーンは、ある日のこと、狼が登場する場面です。
狼が現れると緊張感が走り、物語は少しスリリングな展開を見せます。
狼はうさぎに向かって、「食べてもいいかい?」と尋ねます。
この問いに対して、果たしてうさぎはどう答えるのでしょうか?
もちろん、うさぎの口から出てくる言葉は例の「うんちっち」です。
しかし、この「うんちっち」という一言に込められた表情や状況が見事で、笑いと驚きが交錯する瞬間が訪れます。
結末に近づくにつれて、皆さんは「この物語は一体どこに向かうのだろう?」と期待と不安が入り混じった心境になることでしょう。
そして物語の最後、思わず「えーーーーーー!」と驚きの声を上げてしまうような、斬新で大胆な結末が待ち受けています。
このラストシーンを読むことで、絵本全体が持つユーモアの真髄が体感できるはずです。日常の常識を覆し、笑いと驚きが融合するこの絵本の展開は、読み終わった後もしばらく心に残ります。
😊まとめ😊
「うんち」と聞くと、大人にとっては少し抵抗がある言葉かもしれません。
しかし、そんな固定観念を覆してくれるのがこの「うんちっち」という絵本です。
子どもたちにとっては笑いと興奮が詰まった楽しい物語であり、大人にとっても新たな発見や癒しを与えてくれる素晴らしい作品です。
皆さんもこの絵本を読んで、うんちっちの世界にどっぷりと浸かってみませんか?
ユーモアを求めている方、親子で笑い合えるひとときを作りたい方にはぜひおすすめです。
読み終えた後には、あなたも「うんちっち」にハマってしまうかもしれませんよ!
絵本を通じて、新たな笑いと驚きの発見を一緒に楽しみましょう!