またまた素敵な絵本に出会ってしまいました。
この絵本を読む前は、私がもしいなくなってしまったらどうなるの?
お空へ行ったおじいちゃんやおばあちゃんはどこにいるの?お空に行くのが怖い。そう思っていました。
この絵本では、お空へ行ってしまうおじいちゃんが、「てんごく」に行く前に準備をするという話。
私が小さい時、大好きだったおじいちゃんやおばあちゃんが「いなくなる」という実感がなくて、父に「おじいちゃんやおばあちゃんはね、お空に行くんだよ」「ずっとうーたんの事お空で見守っててくれるから大丈夫」と教えてくれました。
ある作品では、「忘れない限り、いなくはならない。みんなの記憶から消えた時、人はいなくなっちゃう」という映像を見たことがあります。
考え方は人それぞれだと思います。
たとえ苦しくて、辛くていなくなりたい気持ちになったとしても、まだまだやりたいことがあるのに、病気などで、お空へ行かなければならない人だっている。
だからこそ、生まれてきたことの意味を感じ、生きれることに幸せ・ありがたさを感じて、大事な人たちと、みんなで笑顔を忘れず人生を楽しむべきだと、この絵本を読んで感じました。
きっと大丈夫!!!支えてくれる仲間や大事な人、頼りにしている人がそばにいるはず。
だから、助けてほしい時は助けてと頼っていいと思うんです。
「おーーーい!お空にいるおじいちゃんおばあちゃん!お空で元気にしているかい?うーたんは過呼吸と闘いながらもみんなの力を借りて全力で前を向いて生きとるぞ!!ちゃんとご飯も食べてる。うーたんを含め家族みんな元気です。だからこれからも見守っててほしい!おじいちゃんおばあちゃんが生きてきた人生も、うーたんたちを面倒見てくれた思い出も絶対忘れないよ。愛してる」
お空にいる、おじいちゃんおばあちゃんに届くといいのですが、、、
人は始まりがあれば終わりもあります。
世の中目まぐるしく進化しているので、大変な毎日を過ごしてみえる方もいらっしゃると思います。
逃げたくなることだってあるでしょう。
でも、みんながいます!
誰もいない方も、うーたんがいることを忘れないでください。
皆さんで力を合わせて頑張りましょう!
お子さんに「てんごく」について聞かれたとき、ぜひこの絵本を読んであげてみてはいかがでしょうか?
優しい気持ちに、そして温かい気持ちになれる作品です。