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絵本「オレ、カエルやめるや」人は人!自分は自分!と考えさせてくれるユーモアあふれる絵本

絵本

私はこの絵本を見たとき、まず動物たちの絵がとても可愛らしくて、思わず手に取り購入しました。

しかし実際に物語を読み進めると、その内容がとても深く、考えさせられる絵本であることに気づきました。

この絵本は、単に可愛いイラストで魅了するだけでなく、読者に大切なメッセージを投げかけてくれる作品です。

大人になると、やることが次々と増えていき、忙しさに追われながら「こんなにも世界は広いのか」と改めて実感することが多くなりますよね。

その中で、人生においての優先順位や自分の役割について深く考えたり、迷ったりすることもあります。

私もまた、完璧主義なところがあり、何でもきっちりやり遂げようとする性格です。

そのため、一生懸命に仕事を頑張る人や、自分の好きなことに夢中になっている人を見ると、「いいなあ、あの人は頑張っている」「どうして自分は同じようにできないんだろう」と感じてしまうことが何度もありました。

そんな時、私のことを大切に思ってくれている人が「人は人、自分は自分。焦らず、楽しく一緒に生きていこうよ」と優しく教えてくれたんです。

その言葉は私の心に深く響きました。

それからは、自分を他の誰かと比べるのではなく、自分自身を大切にし、少しずつでも前に進んでいこうと思うようになりました。

この絵本は、まさにその時の気持ちを思い起こさせてくれるような内容でした。

絵本の魅力というのは、ただ子どもたちに夢を見せるだけではなく、何度も繰り返し読むことで、人生の大切な教訓やメッセージを自然に伝えてくれるところにあると思います。

この絵本もまた、読み返すたびに「自分は大切なんだよ」と優しく語りかけてくれるような作品です。

特に、お子さんにも分かりやすい表現で、自分を肯定することの大切さを教えてくれるので、親子で読むことで親子愛が深まる素晴らしい機会になるのではないかと思います。

お子さんには、この主人公のカエルが「今どんな気持ちでいるのかな?」と想像しながら読んでもらえたら嬉しいです。

カエルの気持ちに寄り添いながら物語を進めることで、他者の感情に共感する力や、自分自身の気持ちを見つめ直すきっかけになるかもしれません。

そして、大人の方にも、時には立ち止まって周りを見渡し、焦らずに生きていく楽しさを感じてほしいと思います。

この絵本は、そんなメッセージを私たちにそっと伝えてくれる一冊です。

絵本を通じて、何気ない日常の中にも大切なことがたくさん詰まっていることに気づかされます。

お子さんと一緒に読んで、この物語の中でカエルが経験するさまざまな感情や出来事を共有しながら、自分を大切にして生きていくことの素晴らしさを感じてみるのはいかがでしょうか?

ぜひ、この絵本を通して、自分らしく生きる楽しさをお子さんと一緒に見つけていただけたら嬉しいです。

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