この絵本を手に取ったとき、まず表紙の温かいイラストとタイトルに惹きつけられました。
「そりゃあもういい日だったよ」――この言葉だけで、何とも言えない幸福感がじんわりと心に広がる気がしました。
そのままページをめくりながらふと思ったのです。
「最近、自分はこういう気持ちを口に出したことがあっただろうか？」と。
振り返ってみると、確かに「楽しい」「嬉しい」と感じた日もあったけれど、それをわざわざ言葉にすることはほとんどなかった気がします。
多くの人が同じなのではないでしょうか？
毎日忙しい生活の中で、小さな幸せや満足感を感じても、それを「そりゃあもういい日だった」と言葉にする余裕がない。
あるいは、そんな些細なことをわざわざ言うのは恥ずかしいと思ってしまう。
でも、実際に言葉にすることで、気持ちがもっと豊かになったり、自分だけでなく周りの人にも良い影響を与えられるのではないかと思いました。
皆さんはどうですか？今日一日を振り返ったとき、「そりゃあもういい日だった」と言えそうですか？
😊物語の概要😊
この絵本の主人公は、ぬいぐるみのくまさん。
ある日、くまさんのもとに初めての手紙が届きます。
それは、「月が丸くなったら遊びに来てください」という不思議でワクワクする内容でした。
くまさんは月の満ち欠けを見守りながら、手紙の主に会えるその日を楽しみに待ちます。
準備を進める日々の中で、くまさんはさまざまな出来事に出会い、そのたびに彼の口癖でもある「そりゃあもういい日だったよ」と呟きます。
絵本の中では、そんなくまさんの素直で優しい心が丁寧に描かれています。
日常の小さな出来事の中に幸せを見つけるくまさんの姿は、私たちにとっても、「幸せは特別なものではなく、すぐそばにある」ということを教えてくれます。
物語の最後に、くまさんが手紙の主とどのように出会い、どんな感動的な展開が待っているのか――それはぜひ絵本を読んで確かめてみてください。
きっと心が温かくなる素敵な結末が待っています。
😊うーたんの日々😊
私自身、この絵本を読んで改めて考えさせられることがたくさんありました。
正直なところ、私の日常も必ずしも順風満帆ではありません。
時には過呼吸になることもあり、心や体が思うように動かない日もあります。
そんな中でも、毎日少しずつ前に進もうと思えるのは、家族や支えてくれる人々の存在があるからです。
絵本の中のくまさんと同じように、「そりゃあもういい日だった」と思える瞬間を、私も探しながら生きています。
楽しいことや嬉しいことばかりではなく、時には辛くて苦しいこともあります。
それでも、前を向いて歩いていれば、また素敵な出来事に出会えると信じています。
この絵本を読んで、さらにその気持ちが強くなりました。
😊まとめ😊
この絵本の魅力は、何と言ってもそのシンプルなメッセージにあります。
「そりゃあもういい日だったよ」という言葉は、日常の中で忘れがちな感謝や喜びを改めて思い出させてくれる、魔法の言葉のように感じます。
私の願いは、この絵本が多くの人の手に渡り、くまさんの合言葉が広がることです。
世界中の人々が、この言葉を口にしながら毎日を大切に過ごせるようになれば、きっと世界はもっと明るくなるのではないでしょうか。
今日も頑張った皆さん、本当にお疲れ様でした！
明日はきっと、「そりゃあもういい日だった」と笑顔で言える一日になりますように。
