この絵本と出会ったとき、心の奥がじんわりと温まりました。
ページをめくるたび、クマの親子が一日旅をしながら、親が子どもに対する深い愛を優しく語りかけるシーンが描かれていて、まるで自分のことのように感じました。
親から子へと受け継がれる愛情、その一言一言が、読む人の心に沁みわたる素敵なストーリーです。
私自身も、幼い頃から今まで、そしてこれからも、親がいつも「大丈夫だよ」「だいすきだよ」「いつでも味方だよ」と言ってくれていることに、改めて感謝の気持ちがこみ上げてきます。
こうした何気ないけれど温かい言葉のおかげで、これまでどれほど安心して前に進んでこられたか、思い返すと感謝の気持ちでいっぱいになります。
今では私も、家族や親に感謝の気持ちを伝え、少しでも恩返しがしたいと思うようになりました。
そして、過去も今も、これからも、私は家族が大好きです。
この絵本を通じて、家族や親子の絆というものを改めて考えさせられました。
人間も動物も、すべての命には始まりがあれば終わりもあります。
しかし、自分が生きている限り、そばで支えてくれる人、温かい心で見守ってくれる人がいることのありがたさに気づき、その人たちに「ありがとう」や「愛してる」と素直に伝えていくことが大切だと、強く感じました。
私たちの毎日は本当にさまざまな出来事で彩られています。
楽しいこともあれば、辛いこともあります。特に日々の忙しさの中で、つい忘れてしまいがちになることも多いですが、一日一日がかけがえのない時間であり、支えてくれる人や愛を伝えてくれる人がいることがどれほど幸せなことなのか、最近あらためて深く感じるようになりました。
この絵本は、そんな「愛する人と過ごす何気ない日々の尊さ」を気づかせてくれる一冊です。
もし自分にも子どもができたなら、「生まれてきてくれてありがとう」「だいすきだよ」「あいしてる」と毎日伝えたいと思います。
どんな時でも「あなたは一人じゃないよ」と伝え、辛いことも楽しいことも一緒に乗り越えていきたいと心から願っています。
そして、親として子どもに寄り添い、人生の豊かさや喜びを共に分かち合える親でありたいと思うのです。
ぜひこの絵本を手に取って、愛するお子さんや家族に「大好きだよ」と言葉で伝えてみませんか?
親子で一緒にこの絵本を読み、温かい気持ちを分かち合う時間が、皆さんにとってもかけがえのないひとときとなりますように。
心からおすすめしたい、大切な一冊です。