人間も同じように、やりたいことや夢がたくさんあります。
私も失敗をたくさん経験し、たくさん泣き、それでも前を向いて生きてきました。
失敗は時には貴重な経験となり、自分の成長や学びに繋がります。時には、自分の糧になることだってあるのです。
周りと比べると、私はゆっくりでマイペースな性格。
いつも焦って空回りしてしまうこともあります。
でも、この絵本の最後を読んで心が温かくなり、「ああ、親や周りの人がよく言ってくれる言葉と同じだな」と感じ、この絵本を購入しました。
その言葉は、「童話『うさぎとかめ』のかめのように、焦ったって仕方がない。自分のペースで進めば、ちゃんとゴールに辿り着く。だから大丈夫、焦らなくていいんだよ」というものです。
この絵本のカバさんも、自分のやりたいことに一生懸命挑戦します。
でも、失敗することもあります。
その姿を見て、応援したくなるし、私も「ぼちぼち頑張ろうかな」と思えました。
カバさんの挑戦は、決して派手ではないけれど、その真剣さと素直な姿勢に心を打たれます。
毎日の中で、小さな目標に向かってコツコツと頑張ることがどれだけ大切か、そして失敗を恐れずに挑戦し続けることがどれほど素晴らしいことかを、改めて気付かされました。
カバさんの姿に、自分を重ねた方も多いのではないでしょうか。
私たちも、どんなに小さな一歩でも、それを積み重ねることで、必ずどこかに辿り着くのだと思います。
この絵本は、何かに挑戦している人や、目標を追い求めている人にぜひ読んでほしいです。
現代社会で焦りを感じてしまっている人にも、この素敵な絵本を手に取ってほしいです。
特に、日々忙しさに追われている大人たちにこそ、この絵本を読んで「ぼちぼちいこか」と自分に言い聞かせてほしいです。
そうすることで、心に少し余裕が生まれ、肩の力を抜いて前に進むことができるのではないでしょうか。
また、この絵本は子どもたちにもとても良い影響を与えてくれると思います。
お子さんが何かに挑戦してうまくいかなくても、このカバさんのように「ぼちぼちいこか」と、前向きな気持ちを持てることを願っています。
子どもたちが失敗を恐れず、何度でも挑戦することの大切さを学べる、そんな温かなメッセージが込められています。
「ぼちぼち いこか」という言葉には、不思議な力があります。
その言葉に込められた優しさと励ましが、私たちの心に染みわたり、元気を与えてくれます。
日々の生活の中で、何かに行き詰まったり、立ち止まってしまったときに、この絵本を思い出して「ぼちぼちいこか」と自分に言ってあげることで、また一歩踏み出す力が湧いてくるのではないでしょうか。
大丈夫、一緒にぼちぼちいきましょう!