「ねずみくんの絵本シリーズ」の中でも、たくさんの子どもたちや大人に愛されている一冊、『おんがくかい』。
今回は、ねずみくんが音楽会に向けて奮闘するお話です。
小さなねずみくんは、いつも健気に自分なりに頑張ります。
そんな姿を見て、子どもたちだけでなく、大人たちもどこか懐かしさや励ましを感じるのではないでしょうか?
さあ、今回の音楽会では、ねずみくんはどんな挑戦をするのでしょう?
😊 ねずみくんの挑戦のお話 😊
ある日、動物たちの間で音楽会を開くことが決まりました。
みんなで楽器を演奏し、素敵な音楽を奏でようという楽しい企画です。
ペンギンさんが、ねずみくんにラッパを渡し、「一緒に演奏しよう!」と誘います。
ねずみくんは少し緊張しながらも、ラッパを吹こうとしますが、うまく音が出ません。
「プーッ!」と小さな音が出るだけで、音楽会で演奏するには心もとない様子です。
「どうしよう……ラッパが吹けないよ……」と、ねずみくんは困ってしまいます。
でも諦めたくない!そこで、ライオンさんやキリンさんに他の楽器と交換してもらえないかお願いしてみることにしました。
ライオンさんは大きな太鼓を叩いています。
「ねずみくん、ラッパがダメなら太鼓にしない?」とねずみくんは頼んでみましたが、ライオンさんは首を横に振ります。
「ごめんね、僕もこの太鼓で演奏したいんだ。」
次に、キリンさんが木琴を演奏しているのを見つけました。「キリンさん、ラッパと木琴、交換してくれないかな?」とねずみくんはお願いしました。
でも、キリンさんも「ごめんね、私もこの木琴が大好きなんだ。」と断られてしまいました。
何度お願いしても、楽器を交換してくれる動物はいません。
ねずみくんはすっかり落ち込んでしまいました。
でも、それでも諦めません。
「そうだ!僕にできることは何だろう?」とねずみくんは考えます。
どうしたらラッパを吹けるようになるのか、一生懸命工夫します。
そして、何度も何度も練習を重ねました。
少しずつ音が出るようになり、ついには素敵な音楽を奏でられるようになりました!
ねずみくんは達成感と喜びで胸がいっぱいです。
😊 うーたんがこの絵本を読んで思ったこと 😊
絵本はシンプルなストーリーに見えて、実は読むたびに新しい発見があるものです。
それぞれの絵本には、深いテーマやメッセージが隠されていると感じます。
今回の『ねずみくんとおんがくかい』では、「挑戦」というテーマが描かれているのではないでしょうか?
ねずみくんは、最初はラッパがうまく吹けなくて困ってしまいます。
でも、ただ落ち込んで終わるのではなく、どうしたらいいかを考え、自分にできる方法を探して努力し続けます。
その姿は、小さくても勇気と努力の大切さを教えてくれます。
「挑戦」は子どもだけでなく、大人にも必要なものです。
人生の中で、うまくいかないことや壁にぶつかることはたくさんあります。
それでも、諦めずに挑戦し続けることで、達成感や喜びを感じる瞬間が必ず訪れるはずです。
私自身も、子どもの頃からたくさんの挑戦をしてきました。
何度も失敗し、悔しい思いをしましたが、その経験が今の自分を作っています。
そして、その挑戦の中で、周りの人たちが支えてくれていたことに気づきました。
😊 うーたんからのエール 😊
どんな挑戦も無駄ではありません。たとえ失敗しても、その経験は必ず次につながります。
ねずみくんのように、どんな小さなことでも、一歩踏み出してみましょう!
きっと、その挑戦があなたの未来を明るくしてくれます。
この絵本を読んで、親子で「挑戦する気持ち」を育んでみませんか?
絵本を通じて、一緒に成長し、前向きな気持ちを持ち続けましょう!
ねずみくんの頑張る姿を見て、次はあなたが挑戦する番です!😊